ミスミソウ (三角草) |
学名 : Hepatica nobilis 科属 : キンポウゲ科ミスミソウ属 別名 : ユキワリソウ |
本州、四国、九州北部に分布する常緑多年草。高さ5〜15cmで花茎の先端に1個の花をつける。根生葉は長い葉柄があり、葉身は三角形で3裂し、裂片の先端は尖る。花は径1〜1.5cmで白色または淡紫〜淡紅色。萼片は花弁状で6〜9枚あり、花弁はない。雄しべ・雌しべは多数。花期は2月〜4月。
|
キンポウゲ科の花では珍しくありませんが、花弁のように見えるものは萼片です。キンポウゲ科で萼片が花弁のように見える植物には下記のようなものがあります。 セツブンソウ、 トリカブト、 オダマキ、 シュウメイギク、 クリスマスローズ、 クレマチス、ニリンソウ他多数。 2012.2.24 東京都板橋区 赤塚植物園 | |
「ミスミソウ」というよりもむしろ別名の「ユキワリソウ」の名が普及してしまったようです。でも本当のユキワリソウ(雪割草)はサクラソウ科サクラソウ属に存在します。 2012.2.24 東京都板橋区 赤塚植物園 | |
2013.3.12 東京都板橋区 赤塚植物園 | |
根生葉は三角形(名前の由来)で、浅く3裂します。裂片の先端が尖るものをミスミソウ、まるいものをスハマソウ(州浜草)として分けるようです。 写真のはどっちでしょうね !!? 2011.2.25 東京都板橋区 赤塚植物園 (鉢植え) |
▲このページの先頭へ |