ヤマホトトギス (山杜鵑草)
学名 : Tricyrtis macropoda Miq.
科属 : ユリ科ホトトギス属
別名 :   

多年草で草丈は30p〜70p。葉は互生し、長楕円形。茎の先に散房花序をつける。花は白地に紅紫色の斑点が入り、他のホトトギス属で見られる基部の黄斑はない。6枚ある花被片は大きく反り返り、噴水状の長いしべを露出する。分布は本州〜九州。花期は9〜10月。


雌しべには赤い斑点が入りますが、花糸(雄しべ)には斑点はつきません。同属の花にホトトギスタイワンホトトギスなどがあります。


2005.9.29
東御苑


真横から花を見るとヤマホトトギスの特徴がよく分かります。花被片が反り返っているため、しべ全体を露出します。まるで噴水のようですね。


2005.9.29
東御苑


カタツムリがヤマホトトギスの外花被片(幅の広い方)に乗って、何やらもぞもぞ怪しげな?動き。それにしても随分小さなカタツムリですね。
 大きい写真


2014.9.3
高尾山(東京都八王子市)


かわいい感じの蕾です。何かのキャラクターに如何。 (^-^)


2005.9.29
東御苑

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