マンサク (満作)
学名 : Hamamelis japonica
科属 : マンサク科マンサク属
別名 :   

落葉小高木。本州の主に太平洋側、四国、九州に分布。葉は互生し、長さ5〜11cmの倒卵形でやや菱形。萼は4裂して反り返り内側は暗赤色で、外側には褐色の短毛が密生する。早咲きのシナマンサクに比べ、葉は小さく、花弁も少し短い。花期は2〜3月。


花弁の長さは1〜1.5cm。よく似ているシナマンサクは1.5〜2.3cmでマンサクの方が少し短いようです。(数値は"日本の樹木"山と溪谷社より)
なお、マンサクの変種であるアテツマンサクは、萼が黄色いので分かりやすいです。


2003.3.13
新宿御苑


花は葉よりも先に開きます。枝の先端についているのが葉芽です。

2005.2.22
小石川植物園


マンサクの枝は粘りがあって強いことから、物を縛る材として利用されてきたそうです。


2003.3.13
新宿御苑

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