ムサシアブミ (武蔵鐙)
学名 : Arisaema ringens
科属 : サトイモ科テンナンショウ属
別名 :   

関東以西〜沖縄に分布する草丈20〜50cmの多年草。偽茎は淡緑色で直立し葉柄より短い。葉は2枚、小葉は3枚で裏面は白い。仏炎苞は緑色または紫色を帯びて隆起する白い筋がある。口辺部は内側に巻き込む。花序の付属体は棒状で白い。花期は4月頃。


テンナンショウの仲間は、国内でもウラシマソウ、マムシグサなど約30種が分布します。基部が筒状、上部が葉状の仏炎苞と呼ばれるもので肉穂花序を囲むのが一般的な形のようです。


2007.4.20
小石川植物園


名前の由来は、武蔵の国で作られていた馬具の鐙に似ていたからといわれます。


2006.4.26
小石川植物園


小葉は3枚で柄がありません。


2008.5.15
東京都港区 自然教育園



左:若い実

2006.8.1
小石川植物園


右:熟した実

2004.12.14
東京都港区 自然教育園

      ▲このページの先頭へ