ウラシマソウ (浦島草)
学名 : Arisaema urashima
科属 : サトイモ科テンナンショウ属
別名 : ヘビクサ

林下などに生える多年草。葉は普通1個で、11〜17枚の小葉を鳥足状につける。仏炎苞はぐるりと一周した筒状で、その中に肉穂花序をつける。花序の先端にある付属体から糸状のものを長く伸ばす。この様子を浦島太郎の釣り糸に見立てたのが名前の由来。花期は4月。


どうでしょう、釣り人(浦島太郎)に見えるでしょうか?。ネーミングの妙からか、植物オタクには人気があるようです。


2007.4.5
新宿御苑


太い方が付属体から伸び出たところ。細い方は先端です。

※ 仏炎苞、肉穂花序、付属体などという植物用語が出てくるサトイモ科の仲間。よく知られたものではミズバショウやカラーなどの綺麗どころがあります。しかし、どちらかというと珍妙なものが多いようです。例:アモルフォファルス・ギガス


2007.4.5
新宿御苑


よく見るとあちこちで釣り糸を垂らしています。お祭りにならなければいいんですが。 (^_^;)


2007.4.20
小石川植物園


  


2007.5.2
東御苑

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