マユミ (檀、真弓)
学名 : Euonymus sieboldianus
科属 : ニシキギ科ニシキギ属
別名 : ヤマニシキギ

落葉低木または小高木。葉は楕円形または倒卵状楕円形で先は尖り、縁に細かい鋸歯がある。花のつき方は集散花序で、直径8mmほどの淡緑色の花を開く。さく果は秋に熟して淡紅色となり、4つに裂けて赤い仮種皮に包まれた種子を露出する。花期は5〜6月。


さく果が4つに裂け、同数の赤い種子を露出します。マユミは4数性なので、花弁、萼、雄しべが全て4個です。同じニシキギ属のツリバナもよく似た実をつけますが、こちらは5数性なので区別できます。


2003.11.2
松戸市運動公園


  


2003.12.7
松戸市運動公園


マユミは雌雄異株という説と両性という説があるようです。私にはどちらが正しいか分かりませが、花には2つのタイプがあります。左写真は雄しべが長い方で雄花とされています。
↓次項に続く。


2004.5.8
松戸市運動公園


この写真のように雄しべが極端に短い方は、雌花で実が生るようです。


2003.5.18
松戸市運動公園


マユミの葉


2005.11.1
向島百花園


マユミの冬芽と新芽。


左の冬芽 2004.2.19
右の新芽 2004.3.08
共に松戸市運動公園


成木の樹皮。


2004.3.19
松戸市運動公園

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