ツリバナ (吊花)
学名 : Euonymus oxyphyllus
科属 : ニシキギ科ニシキギ属
別名 :   

落葉低木で高さ3〜5m。葉は対生し、卵形または長卵形で先端は細長くて尖る。5月頃に葉腋から長い花柄を垂らして直径7mmほどの小さな花を開く。実(さく果)が熟すと5つに裂け、中から赤い種子がぶら下がる。花期は5〜6月。実は10月が見頃。


さく果が5つに裂け、同数の赤い種子を覗かせています。ツリバナは5数性なので、花弁、萼、雄しべが全て5個です。同じニシキギ属のマユミもよく似た実をつけますが、こちらは4数性なので区別できます。


2005.9.29
東御苑


葉腋から出した長い柄を分岐しながら実を吊します。ツリバナ(吊花)の名前の由来でもあります。写真はフラッシュ使用。


2005.9.29
東御苑


こちらは夏の青い実です。


2005.7.30
東御苑


ツリバナの花は直径7mmほどです。


2009.5.13
東御苑


基部に花盤という部分があって、その中心に雌しべ、周りには雄しべが5個つきます。


2009.5.13
東御苑


  


2009.5.13
東御苑

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