ホウチャクソウ (宝鐸草) |
学名 : Disporum sessile 科属 : ユリ科チゴユリ属 別名 : |
日本全国、中国、朝鮮等に分布する多年草。草丈30〜60cmで茎は上部で枝分かれする。葉は長卵形で互生する。花は長さ約2cmで枝の先に1〜3個ついて釣り鐘状に垂れ下がる。透明感のある白色で先端は緑色を帯びる。花被片6枚、雄しべ6本、雌しべ1本。花期は4〜5月。
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チゴユリの仲間(同属)ですが花の時季に間違えることは、まずなさそうです。※チゴユリの場合は花が平開し、茎は分枝しません。 2003.5.6 市川市 大町公園 | |
左側は花被片と雄しべが落ちた状態で、子房から伸びる雌しべが残っています。 2003.5.6 市川市 大町公園 | |
実が色づいてきました。熟すともっと黒くなるようです。 2004.9.1 東御苑 | |
名前の由来は、花がこの宝鐸(ほうちゃく)に似ていることからついたそうです。 宝鐸:仏堂や塔の四方の簷(のき)に吊して飾りとする大形の風鈴。風鐸。(広辞苑) 2003.9.30 台東区 浅草寺本堂 |
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