ヒメシャラ (姫沙羅) |
学名 : Stewartia monadelpha 科属 : ツバキ科ナツツバキ属 別名 : |
本州の神奈川県以西、四国、九州に分布する落葉高木。葉は互生し、長さ3〜8cmの広卵形。新枝の葉腋に直径約2cmの白い花をつける。花弁は5個、雄しべ多数。樹皮は赤褐色で薄くはがれ、趣のある斑紋ができる。さく果は褐色に熟して5裂する。花期は6〜7月。
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ナツツバキ(別名:シャラ)に似ていますが、花や葉が小さいので姫の名をもらったようです。 2003.6.14 東京都千代田区 東御苑 | |
【ナツツバキとヒメシャラ 花の違い】 ●ナツツバキの花茎は約5cm、ヒメシャラは約2cmで、だいぶ大きさが違います。 ●ナツツバキの花弁の縁には、皺やギザギザが顕著に出ます。また、花弁が薄く透明感があるようです。 | |
2010.6.17 東京都千代田区 東御苑 | |
両方ともにヒメシャラの樹皮です。ナツツバキに比べ赤みが強いようです。 写真左:2009.12.22 東京都荒川区 荒川自然公園 写真右:2007.6.13 東京都千代田区 東御苑 | |
さく果は白い毛が密生し、熟すと5裂します。 2010.1.8 東京都江東区 木場公園 | |
冬のヒメシャラ。沢山の実と冬芽がついています。 2009.12.22 東京都荒川区 荒川自然公園 |
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