ハナイカリ (花碇)
学名 : Halenia corniculata
科属 : リンドウ科ハナイカリ属
別名 :   

国内では北海道〜九州の山地に生える一年草または越年草。葉は対生し長楕円形で先がとがり、長さ2〜6cm。葉腋から数本の花柄をだし、淡黄色の花をつける。花冠は長さ6〜10mmで、深く4裂する。和名は4本の長い距を船の碇(錨)に見立てたもの。花期は8〜9月。


普通、花は上向きにつくようです。しかし花柄が湾曲して下を向いている花もありました。おかげで碇状の距がよく分かります。


2010.8.21
入笠山(長野県)


こちらは花が上を向いた状態。地味な色の花ですが、花冠にはリンドウの佇まいがあります。※本種はリンドウ科ハナイカリ属。ちなみに、よく似ている?イカリソウはメギ科イカリソウ属。


2010.8.21
入笠山(長野県)


花序。


2016.8.6
入笠山(長野県)


茎は4稜。葉は対生し長楕円形で先は尖る。葉腋から長い花柄を伸ばします。


2010.8.21
入笠山(長野県)

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