オオミトベラ
学名 : Pittosporum boninense var. chichijimense
科属 : トベラ科トベラ属
別名 : オオミトビラノキ

絶滅危惧IA類。小笠原諸島の固有種で、同じく固有種であるシロトベラの変種。葉は輪生状に枝先につき、卵形で先が少し尖り、ふちは全縁。花冠は白色の釣鐘状で5深裂し、先端は反り返る。花期は3〜4月。



普通のトベラは花冠を上向きに大きく開きます。しかし、本種の花冠は釣鐘状につけて先端が反り返っています。


2014.3.12
東京都文京区 小石川植物園


この花は葉の上に乗っていたので横向きになり、内部の蕊が見えていました。中央に雌しべ、雄しべは2個しか見えていませんが5個あります。


2014.3.12
東京都文京区 小石川植物園


葉と花のつき方。


2014.3.12
東京都文京区 小石川植物園


  


2014.3.12
東京都文京区 小石川植物園


オオミノトベラ(オオミトベラ)の説明板。小石川植物園。


  

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