ノシラン (熨斗蘭)
学名 : Ophiopogon jaburan
科属 : ユリ科ジャノヒゲ属
別名 :   

日本では東海地方〜沖縄に分布する常緑性の多年草。葉は線形で厚く光沢があり、長さ30〜80cm、幅7〜15mm。花茎は長さ30〜50cm、扁平で狭い翼がある。総状花序に白色または淡紫色の花を多数つける。種子は長さ1cmほどの倒卵形で、秋から冬にかけて濃い青色に熟す。花期は7〜8月。


同属のジャノヒゲと同じく種子が熟すと綺麗な青色になります。


2006.2.3
東京都港区 芝公園


更に熟すと黒光りするようです。


2006.2.15
東京都千代田区 東御苑


ノノシランの花序。花は小さく下向きにつけます。ユリ科なので花被片6個、雄しべ6個、雌しべ1個で構成されているようです。


2012.9.14
東京都板橋区 赤塚植物園


全体の姿はジャノヒゲに比べかなり大きいです。ノシランの葉は長さ30〜80cm、ジャノヒゲは15〜25cm。


2011.9.17
東京都千代田区 東御苑

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