ギンリョウソウ

ギンリョウソウ（銀竜草）

学名： Monotropastrum humile
科属：イチヤクソウ科ギンリョウソウ属
別名：ユウレイタケ

日本～インドシナ半島等に広く分布する多年生の腐生植物。根以外は全て透明感のある白色で葉緑素を持たない。茎は直立し、葉の退化した鱗片葉が多数互生する。茎の先に筒状の花を1個、横または下向きにつける。雄しべ10個、柱頭は淡青色。花期は4～8月。

	「葉緑素を持たない」を地で行くような姿の植物です。名前は白くて竜に似ているから銀竜草。別名は幽霊茸（ユウレイタケ）。 2013.7.13 尾瀬沼周辺（福島県／群馬県）
	今までは滅多にお目にかからなかった植物ですが、尾瀬沼周回の林縁部では結構見かけました。 2013.7.13 尾瀬沼周辺（福島県／群馬県）
	ギンリョウソウの花を正面から見たところ。中央の丸いものが柱頭。本来はもっと綺麗な淡い青色をしているようです。 2013.7.13 尾瀬沼周辺（福島県／群馬県）
	全体が透明感のある白色。なんともミステリアスな植物であります。 2013.7.13 尾瀬沼周辺（福島県／群馬県）