ゲンノショウコ (現の証拠) |
学名 : Geranium nepalense subsp. thunbergii 科属 : フウロソウ科フウロソウ属 別名 : ミコシグサ(神輿草)、イシャイラズ(医者いらず) |
多年草で草丈は20〜60cm。葉は対生し、掌状に3〜5裂する。花は5弁で萼片5枚、雄しべ10本。花弁の色は白色、淡紅色、紅紫色。昔から整腸・健胃の薬草として利用され、飲めばすぐに薬効が現れることが「現の証拠」の名前の由来とされる。花期は7〜10月
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花弁には5本ほどの筋があります。花色は白色が関東に多く、紅色は関西に多いとされます。 2002.10.10 21世紀の森と広場 | |
花柄、萼、葉柄、実(さく果)には毛が密生しています。 2002.9.23 21世紀の森と広場 | |
薬効の主成分であるタンニンは、ゲンノショウコの葉の部分に多く含むそうです。 2002.9.11 21世紀の森と広場 | |
ロケット状の実(さく果)が熟すと5つに裂けて、その裂片が円を描くように巻き上がります(下の写真)。その時に根元にある丸い種をはじき飛ばす仕組みです。 2002.11.4 市川市大町公園 | |
上記工程により完成した神輿です。(別名:ミコシグサ) 2002.11.4 市川市大町公園 |
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