ガクウラジロヨウラク (萼裏白瓔珞) |
学名 : Menziesia multiflora var. longicalyx 科属 : ツツジ科ヨウラクツツジ属 別名 : |
中部地方北部〜東北、北海道南部に分布する落葉低木。葉は枝先に輪生状に互生し、倒卵形または楕円形で縁には鋸歯状の長い粗毛がある。。花は筒形をした紅紫色で、下向きにつき先端は浅く5裂する。ウラジロヨウラクの変種で萼片の長いのが特徴。花期は5〜7月。
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ウラジロヨウラクは、花の様子が仏像の装飾に使われる瓔珞(ようらく)に似ており、葉の裏が白いことから名づけられました。その変種であるこのガクウラジロヨウラクは、萼片の長いのが特徴です。 2012.7.11 尾瀬ヶ原(群馬県) | |
写真の撮影地である尾瀬では、ウラジロヨウラクとガクウラジロヨウラクの両種が混在しており、萼片の長短だけでは判別が難しい中間的な長さのものもあるようです。 2012.7.11 尾瀬ヶ原(群馬県) | |
朝露を纏うガクウラジロヨウラクの葉。名前のとおり葉の裏は白いです(右下の葉)。日本の野草(山と溪谷社)によりますと「ふちに鋸歯状の長い粗毛がある」と記されています。 2012.7.11 尾瀬ヶ原(群馬県) | |
月山のガクウラジロヨウラクです。こちらでは萼の長いものと、極めて短いものが、至近な場所で咲いていました。 2014.7.15 月山(山形県) |
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