ダンギク - 段菊

ダンギク（段菊）

学名： Caryopteris incana
科属：クマツヅラ科カリガネソウ属
別名：　　

国内では九州西部に分布する多年草。葉は対生し、卵形で縁には粗い鋸歯があり、裏面は毛が密生する。高さ30～60cmになる茎の上部に紫色の集散花序を数段つける。花冠は5裂し、下部の裂片は大きい。雄しべ4個と雌しべは長い。花期は9～10月。

	四重塔のようなダンギク（段菊）の花。名前の由来は花が段につき、葉が菊に似ているからだそうです。 2011.9.29 東京都板橋区赤塚植物園
	2011.9.29 東京都板橋区赤塚植物園
	写真の花は淡紫色。しかし、ダンギクは濃紫色～白色まで濃淡差が大きいようです。 2011.9.29 東京都板橋区赤塚植物園
	雄しべ4本と雌しべ1本は花冠から突き出ます。先端が2裂しているものは柱頭（雌しべ）です。 2011.9.29 東京都板橋区赤塚植物園