ベニバナイチヤクソウ (紅花一薬草) |
学名 : Pyrola asarifolia subsp. incarnata 科属 : ツツジ科イチヤクソウ属 別名 : |
国内では北海道、本州中部地方以北に分布。草丈は10〜25cmの常緑多年草。葉は長さ3〜5cm、円形または円状楕円形で2〜5枚が根元に集まる。総状花序に8〜15個の花を下向きにつける。花は紅色で直径約13mm、花冠は5裂し、雄しべは10個、雌しべは1個で彎曲する。果実は扁球形の刮ハで径約7mm。花期は6〜7月。
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花は下向きに咲かせます。花被片の色は淡紅色のもの(左写真)から濃紅色まで生育場所によって差があるようです。花被片からニョキっと彎曲したものを突き出しているのは特徴的な雌しべです。 2018.7.20 根子岳(長野県) | |
花を下から見たところです。雄しべは10個で葯は赤紫色。雌しべは1個で雄しべよりも長い。 2018.7.20 根子岳(長野県) | |
ベニバナイチヤクソウの花序。花茎は赤みを帯びています。 2018.7.20 根子岳、中腹の草むらにぽつんと咲いていました。 |
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