リュウキンカ (立金花)
学名 : Caltha palustris var. nipponica
科属 : キンポウゲ科リュウキンカ属
別名 :   

本州、九州、朝鮮、中国に分布する高さ15〜50cmの多年草。浅い水の中や湿地に生える。根生葉は長い柄があり腎円形。茎葉は小さくて柄も短い。花弁のように見えるものは萼片で普通5枚ある。花弁はなく、雌しべ4〜12個、雄しべ多数。花期は4〜7月。
リュウキンカと至仏山

尾瀬ヶ原の小川に沿って生えるリュウキンカ。その黄色い帯の中には、ところどころ葉を大きくしたミズバショウの姿も見られます。

大きい写真


2010.6.10
群馬県 尾瀬ヶ原
リュウキンカ

雪解けとともにリュウキンカが咲き始め群落を作ります。鮮黄色で光沢のある花は、まさに茎を立てた金花です。


2010.6.10
群馬県 尾瀬ヶ原


これ見よがしのリュウキンカ。木道の間にもよく生えています。


2010.6.10
群馬県 尾瀬ヶ原


どう見ても花弁に見えるものが萼片で、花弁はありません。この写真では雌しべが7個、その周りに多数の雄しべがあります。


2007.6.5
群馬県 尾瀬ヶ原

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