ムニンアオガンピ (無人青雁皮)
学名 : Wikstroemia pseudoretusa
科属 : ジンチョウゲ科アオガンピ属
別名 : サクラコウゾ

小笠原諸島固有の常緑低木で樹高は0.5〜2m。葉は対生し、長楕円形ないし倒卵形で基部はくさび形。茎先に筒状の黄色い花を4〜8個つける。花冠のように見えるのは萼筒で先端が4裂して開く。戦前は樹皮を紙の原料にした。雌雄異株。花期は4〜5月と10〜12月。


樹皮が桜に似て、戦前は紙の材料にもされたことから、別名をサクラコウゾといいます。


2013.11.8
東京都文京区 小石川植物園


花冠のように見えているのは萼筒。ジンチョウゲ科の特徴ですが花弁(花冠)は持たないそうです。


2013.11.8
東京都文京区 小石川植物園


花の正面。


22013.11.8
東京都文京区 小石川植物園

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