メギ (目木)
学名 : Berberis thunbergii
科属 : メギ科メギ属
別名 : コトリトマラズ、ヨロイドオシ

本州、四国、九州に分布する落葉低木。よく枝分かれし、高さ2mほどになる。枝の節や葉のつけ根には長さ5〜15mmの刺がある。葉身は長さ1〜5cmの倒卵形で先は丸い。4月ごろ短枝から小形の総状花序をだし、直径約6mmの淡黄色の花を2〜4個下向きに開く。果実は液果で、長さ7〜10mmの楕円形。10〜11月に赤く熟す。


メギの赤い果実と刺。


2003.12.10
東京都葛飾区 水元公園


メギ(目木)の名前の由来は樹皮を煎じた汁で洗眼すると、目の病に効くからと言われています。同じような理由で名づけられたメグスリノキ(目薬の木)というのもありますが、こちらはムクロジ科の落葉高木です。


2003.10.20
東京都葛飾区 水元公園


花は下向きにつけます。葉は倒卵形または狭倒卵形で先が丸く全縁。(写真は下から煽っています)


2003.4.18
東京都葛飾区 水元公園


メギの蕾と刺。別名のコトリトマラズ、ヨロイドオシはこの刺に由来すると思われます。


2003.3.23
東京都葛飾区 水元公園

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