マヤラン (摩耶蘭)
学名 : Cymbidium macrorhizon
科属 : ラン科シュンラン属
別名 :   

関東から沖縄に分布する多年生の腐生植物。緑葉を持たないので光合成ができない。地下茎が広葉樹の菌類と共生し、養分を得て生育する。茎は高さ10〜30cmで下部に茶色の鱗片葉がある。花は茎頂に数個つけ、白地に赤色のまだら模様が入る。花期は7〜10月。


知名度の高い腐生植物では、シャクジョウソウ科の「ギンリョウソウ」というのがあります。ラン科では本種を含め8種類ほどあるそうです(国内のみ)。


2010.9.22
東御苑


  


2010.9.22
東御苑


左写真:マヤランの地上部全体。茎は緑色をしています。

右写真:茎の下部拡大。茶色の鱗片葉がついています。


2010.9.22
東御苑

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