ヒツジグサ (未草) |
学名 : Nymphaea tetragona 科属 : スイレン科スイレン属 別名 : |
日本に自生する唯一のスイレンで、貧栄養の池沼に生える多年生水草。尾瀬では湿原の泥炭層にできる池塘に生育する。浮葉は光沢のある広楕円形で基部は深い切れ込みがあり水面に浮かぶ。花弁は白色で多数。萼片は緑色で4枚。雄しべは黄色で多数。花期は6〜9月。
|
尾瀬ヶ原の風景写真でよく見かける池塘です。その水面に浮かんでいるのがヒツジグサの丸い葉で、秋には紅葉して彩りを添えます。なお、写真は午前8時ごろに撮影したもので、花はまだ咲いておりません。 拡大写真 2009.8.4 AM8:01 尾瀬ヶ原 | |
ヒツジグサの名前の由来は未の刻(午後2時頃)に花を咲かせるからといわれます。今回の私の観察では午前11前から徐々に咲き始め、正午頃にはほとんどの花が開ききっていたようです。(実際には天気や場所によっても違ってくるようです) 2009.8.4 AM11:43 尾瀬ヶ原 | |
2009.8.4 AM11:43 尾瀬ヶ原 | |
2009.8.4 AM11:41 尾瀬ヶ原 | |
ヒツジグサの葉と花。 2009.8.4 AM11:37 尾瀬ヶ原 | |
池塘の中では茎を縦横無尽に張り巡らしているようです。この時間、花はまだ開ききっていません。 2009.8.4 AM11:18 尾瀬ヶ原 |
▲このページの先頭へ |