ヒイラギ (柊・疼木)
学名 : Osmanthus heterophyllus
科属 : モクセイ科モクセイ属
別名 : オニノメツキ

常緑小高木で高さ4〜8mほど。雌雄異株。葉は長さ3〜5cmの楕円形で、縁に刺状の大きな鋸歯がある。但し、老木では全縁のものが多い。花は葉腋に白くて芳香のある小花を束生する。花冠は4つに深裂して反り返る。花期は11〜12月初め。


ヒイラギの雄花です。
雄花・雌花ともに、長い雄しべが2個、雌しべが1個です。雄花は雌しべが僅かに頭を出す程度。逆に雌花は雌しべが長いそうです。


2002.11.11
21世紀の森と広場


これも雌しべが短いので雄花のようです。(残念)


2005.11.24
日比谷公園


ヒイラギのチャームポイント?は、なんといっても葉の形です。植物の中にも葉の形が似ていることから、ヒイラギ○○と名のつくものが多いようです。

なお、漢字で柊または疼木と書きますが、国語辞典によると魚類のヒイラギ(Leiognathus nuchalis)にも、同じ漢字が使われていました。 (-"-;)


2002.11.13
21世紀の森と広場


こちらは刺がなくなった老木(?)の葉です。


2005.11.24
日比谷公園


ヒイラギの樹形。白い花がびっしりと咲いていました。(一つ上の写真と同じ樹木)


2005.11.24
日比谷公園

      ▲このページの先頭へ