ヒゴタイ (平江帯、肥後躰) |
学名 : Echinops setifer 科属 : キク科ヒゴタイ属 別名 : |
花(花序)は径5cmほどの瑠璃色の球形で美しい。ヒゴタイの仲間は、世界に120種ほどあるが、日本での自生はまれで、本州中部地方南部から九州にかけての日当たりのよい草地に隔離分布する。高さは1mほどで、上部で枝を分け先端に花をつける。葉はアザミに似て羽状に切れ込む。花期は8〜10月。
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花茎は高さ1mほどで直立し、その先端に直径5cmほどの球形の花を咲かせます。写真はまだ蕾です。 2007.6.27 東京都文京区 小石川植物園 | |
ヒゴタイの花が咲いた状態です。花の色は普通、瑠璃色とか淡紫色と表現しているようですが、ここの花は白色でした。 2004.7.16 東京都文京区 小石川植物園 | |
上写真の部分拡大で、花数個分が写っています。花冠は5裂し、裂片は細くて反り返ります。花冠の基部から出ているものは雌しべ。 2004.7.16 東京都文京区 小石川植物園 | |
花と葉。 2004.7.16 東京都文京区 小石川植物園 | |
葉はアザミに似て羽状に切れ込み、刺があります。 2006.6.20 東京都文京区 小石川植物園 | |
「蓑を被った案山子」 ではなく、ヒゴタイの果実です。 2008.10.16 東京都文京区 小石川植物園 |
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