ハナイカダ (花筏)
学名 : Helwingia japonica
科属 : ミズキ科ハナイカダ属
別名 : ママッコ、ヨメノナミダ

落葉低木で高さ1.5mほど。雌雄異株。葉は互生し、楕円形ないし倒卵形で縁には刺状の鋸歯がある。葉の主脈の中央に淡緑色の小さな花をつける。雄花は数個つき、雌花は通常1個、まれに2〜3個つく。実は夏ごろには黒く熟し、葉と同色系の花よりも目立つ。花期は4〜5月。


マジックのように葉から直接、花が咲いているハナイカダ。実際には、進化の過程で花柄が葉の主脈と融合し、このような形になりました。
写真は雄花(雄株)です。


2005.4.19
荒川区 荒川自然公園


花が葉の上に咲く姿から、 葉を筏にたとえて花筏。きっと、粋な人が名付けたのでしょうね。
写真は雌花(雌株)です。


2005.4.27
荒川区 荒川自然公園


上写真(雌花)のアップです。


2005.4.27
荒川区 荒川自然公園


これも雌花です。


2005.4.27
荒川区 荒川自然公園


葉の上の実が熟しはじめました。


2005.7.5
荒川区 荒川自然公園

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