フクロミモクゲンジ (袋実モクゲンジ)
学名 : Koelreuteria bipinnata
科属 : ムクロジ科モクゲンジ属
別名 :   

ムクロジ科の落葉高木。葉は奇数羽状複葉で小葉は3〜7対。9月ごろ、枝先に大形の円錐花序をつけ、黄色い小花を多数開く。実はフウセンカズラのような袋状になり熟すと褐色になる。種子は黒く球形で堅い。花期は9月の短期間(小石川植物園)


この時期、高木で鮮やかな花をつけるものは極めて珍しいことです。小石川植物園には、ここ4年ほど足しげく通っていたつもりですが、初めての観察です。


2006.9.20
小石川植物園


モクゲンジのことを英語名で Golden rain tree というそうです。まさしく金色の雨が降るように花が散るのでしょう。


2006.9.20
小石川植物園


比較的下の方についていた花です。少しボリューム不足ですが花序の状態は分かりやすいと思います。


2006.9.20
小石川植物園


フクロミモクゲンジの熟した実。袋状の実をつけることが名前の由来と思われます。しかし、モクゲンジ属の仲間は皆、フウセンカズラ(ムクロジ科)似の袋状の実をつけるようです。


2005.12.14
小石川植物園


葉は黄葉します。


2005.12.14
小石川植物園

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