ノハラアザミ (野原薊) |
学名 : Cirsium tanakae 科属 : キク科アザミ属 別名 : |
多年草で高さ40〜100cm。根生葉は長楕円状披針形で羽状に深裂する。茎からでる葉は上部ほど小さく、基部では茎を抱く。多数の筒状花が集まって紅紫色の頭状花序を形成する。外見がよく似ているノアザミ(花期5〜8月)と違い、総苞は粘らない。花期は8〜10月。
|
ノハラアザミとモンキチョウ 2006.8.24 小石川植物園 | |
ノハラアザミの花は、虫がとまると筒状の中にある白い花粉を、雌しべ(花柱)が伸びてところてん方式で押し出すそうです。もちろん、その時点では自らは(自家)受粉しない、巧みな仕組みになっています。 2002.9.5 21世紀の森と広場 | |
針のように細い雌しべに押し出された白い花粉。 2002.9.29 21世紀の森と広場 | |
上から見た全体像。 2002.9.5 21世紀の森と広場 | |
ノハラアザミの実。旅立ちの準備は出来たようです。 2006.9.20 小石川植物園 |
▲このページの先頭へ |