ニワウメ (庭梅)
学名 : Prunus japonica
科属 : バラ科サクラ属
別名 :   

中国原産で古く日本に渡来した。高さ1〜2mの落葉低木。葉は互生し、卵形または卵状披針形で先は尖る。縁には細かい重鋸歯がある。花は淡紅色または白色の5弁花で直径約1.5cm。実は球形の核果で直径約1cm。7〜8月に赤く熟し、生食できる。花期は3〜4月。
ニワウメ

万葉集に詠まれている”はねず(朱華・唐棣花・棠棣)”とは、今のニワウメのことではないかと言われています。他にもニワザクラやモクレンとする説もあるようですが、遠い昔に渡来したことは確かなようです。


2009.3.18
東御苑


  


2009.3.18
東御苑


こちらの花は薄いピンク色。


2011.4.13
京都市 京都府立植物園
ニワウメの実

熟したニワウメの実。 生食が可能なようです。また、郁李仁(いくりにん)という生薬にも利用されるそうです。


2011.7.9
東御苑

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