ナンキンハゼ (南京櫨・南京黄櫨) |
学名 : Triadica sebifera 科属 : トウダイグサ科ナンキンハゼ属 別名 : |
中国原産で高さ15mほどになる落葉高木。葉は互生し、長さ4〜9cmの菱形状広卵形で先は急に尖る。枝先や葉腋に長さ6〜18cmの総状花序をだし、芳香のある黄色の花をつける。雌雄同株。雄花は花序の上部に多数つき、雌花は基部に数個つく。秋に赤く紅葉し、落葉後は白い種子が目を引く。花期は6〜7月。
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果実(左)と種子(右)。果実(さく果)は熟すと黒くなり、果皮が裂けて3個の種子を露出します。 種子の写真:2005.10.20 東京都千代田区 東御苑 | |
紅葉が美しいことから公園などによく植えられるようです。 2006.11.8 東京都江東区 木場公園 | |
紅葉の後は白い種子が枝全体を覆い、これもまた目立ちます。 (※さく果ですが果皮が裂開しても、種子が自然に離脱することはないようです。) 2007.12.27 東京都江東区 木場公園 | |
花と葉。花は雌雄同株。小さな雄花が多数集まった総状花序をつくり、雌花はその基部につけます。葉は菱形状広卵形で、先端は鋭く尖ります。 2005.6.24 東京都荒川区 荒川自然公園 | |
樹皮は灰褐色で不規則に裂けます。 2003.1.10 東京都葛飾区 水元公園 |
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