ツルラン (鶴蘭)
学名 : Calanthe triplicata
科属 : ラン科エビネ属
別名 :   

国内では九州南部から沖縄、国外ではアジア、オセアニアに分布する草丈40〜80cmの多年草。茎の先端に30個ほどの白い花を密につける。この花の特徴は、唇弁が3裂し、中央裂片はさらに2分裂して大の字形になる。葉は3〜6個つき葉身は先の尖った楕円形。花期は7〜9月。


ラン科の花の顔ともいえる唇弁は、形、サイズ、色、柄など種類によって様々です。ツルランの場合はなぜか「大の字」形に進化させました。また、細長い距があるのもこの花の特徴です。


2017.6.3
東京都 新宿御苑


花の拡大。


2006.7.26
東京都 新宿御苑


ツルランの全体像。茎は高さは40〜80cm、その先端に20〜40個の白い花を密につけます。


2017.6.3
東京都 新宿御苑


蕾と花。


2006.6.14
東京都 新宿御苑

      ▲このページの先頭へ