トチノキ (栃、橡、栃の木)
学名 : Aesculus turbinata
科属 : トチノキ科トチノキ属
別名 :   

落葉高木。葉は大きく、5〜7枚の掌状複葉。小葉は長さ15〜40cmの倒卵状長楕円形。枝先に長さ15〜25cmの円錐花序を直立させる。冬芽は粘液質の樹脂に被われ光沢がある。実(さく果)は直径約4cm、種子はとち餅などに利用される。近縁種にマロニエ。花期は4下旬〜5月。


枝先に大きな円錐花序を上向きにつけます。


2005.5.4
東御苑


雄花と両性花をつけ、花弁4個、雄しべ7個、雌しべ1個。ただし、雄花では雌しべが退化しているそうです。


2005.5.4
東御苑


実は長期保存が可能なため、昔は非常食としても利用されたそうです。ただ、食用として利用するには、あく抜きという労力と時間が必要なようです。
円内は種子を露出した落ち実。


2004.9.1
東御苑


トチノキの冬芽はテカテカとした樹脂に覆われて目立ちます。同じ仲間のマロニエやベニバナトチノキはテカりません。


2003.12.24
小石川植物園


芽吹き。


2004.4.17
松戸市運動公園


手のひら形の特徴のある葉っぱです。


2004.6.15
松戸市運動公園


紅葉(黄葉)です。


2003.11.14
新宿御苑

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