タツナミソウ (立浪草)
学名 : Scutellaria indica
科属 : シソ科タツナミソウ属
別名 :   

国内では本州〜九州の野原や林縁に生える多年草。茎は短く這った地下茎から立ち上がり、20〜40cmになる。葉は三角状卵形で両面とも軟毛が多く、縁には鈍い鋸歯がある。花冠の基部は長い筒状で伸び上がり、先端で横向きになって唇形花を形成する。花期は5〜6月。


花冠の基部は僅かに横に出てからスクッと上に伸び、先端でまた横向きになって唇弁花を開きます。かなり手の込んだ形の花に吸蜜できる昆虫は限られそうに思います?。


2013.5.23
相模湖(神奈川県相模原市)


産毛のイルカ?。上唇の丸く膨れたところがユーモラスです。


2013.5.23
相模湖(神奈川県相模原市)


立浪草。花の姿と名前が、なぜか葛飾北斎の「富嶽三十六景・神奈川沖浪裏」とダブります。


2010.5.13
東京都千代田区 東御苑


花の正面拡大です。


2013.5.23
相模湖(神奈川県相模原市)

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