タビビトノキ (旅人の木)
学名 : Ravenala madagascariensis
科属 : ゴクラクチョウカ科タビビトノキ属
別名 : オウギバショウ(扇芭蕉)

マダガスカル原産で高さ5〜20mになる常緑多年草。葉は極めて大きく、葉身は長さ2.5m以上、葉柄はさらに長い。それらの葉が平面に広がり扇状に展開する。花の美しいゴクラクチョウカと同じ仲間(科)。しかし色彩は地味である。種子は色鮮やかなブルーで美しい。


「旅人の木」の花は白色です。しかし、全体的に見るとかなり地味です。右上は同じゴクラクチョウカ科の「極楽鳥花」の花。近縁種の植物であっても花粉媒介者の違いで、花の色彩は随分変わるものですね。


2007.2.16
東京都 新宿御苑(温室)


葉の付け根に花が咲いていました。


2007.2.16
東京都 新宿御苑(温室)


温室で育つ巨大なタビビトノキ。


2012.4.19
大阪市鶴見区 咲くやこの花館
(温室)

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