←の補足
萼と花冠が同じように見えるラン科やユリ科などのこの箇所を、まとめて花被とよんでいます。1枚ずつ分けていうときには萼片を外花被片、花弁を内花被片とよんでいます。

↑の補足
花冠とは1つの花の花弁全体を指し、その中の1枚を花弁といいます。同様に萼とは全体を指し、その中の1枚を萼片といいます。
  

  

  

ラン科の花の基本構造は上記のシランと同様です。しかし、ランは訪花昆虫との駈け引きによって花被片や唇弁を進化させているため、形、サイズ、色、柄などは種類によって大きく異なります。特に唇弁は変化に富みユニークなものが多いようです。



←ランの世界にもお笑い系とか美人系とかが (^ ^ゞ