シナノキ - 科の木

シナノキ（科の木）

学名： Tilia japonica
科属：シナノキ科シナノキ属
別名：　　

北海道～九州に分布する落葉高木。山地に生え、高さ10～20m、大きいものは30ｍになる。葉は長さ6～9cmの心円形で、縁に浅くて鋭い鋸歯がある。葉腋から集散花序をだし、淡黄色で直径約1cmの花を開く。花序の柄にはへら形の苞葉が1個つく。花期は6～7月。

	花は花弁5個、萼片5個、雌しべ1個、雄しべは多数つけます。また、花には芳香があって良質の蜜が採取できるそうです。 2013.6.6 東京都板橋区赤塚植物園
	花序の柄にはへら形の苞葉を1個つけます。 2013.6.6 東京都板橋区赤塚植物園
	シナノキの果実と葉。果実は直径約5mmの球形です（写真円内）。葉は心円形で葉先は細く尖り、縁には鋭い鋸歯があります。 2005.7.5 東京都荒川区荒川自然公園
	2016.5.24 東京都荒川区荒川自然公園