シマモクセイ (島木犀)
学名 : Osmanthus insularis
科属 : モクセイ科モクセイ属
別名 : ナタオレノキ、サツマモクセイ

福井県以西〜沖縄、伊豆諸島、小笠原諸島、台湾、朝鮮に分布し、高さ15mほどになる常緑高木。材が堅いので別名を「鉈折れの木」。葉は対生し、長さ7〜11cmの狭長楕円形でやや薄い革質。葉腋に直径5〜6mmの白い小さな花を束生する。雌雄異株。花期は10月頃。


花冠は純白で4深裂します。本種は雌雄異株で、雄花は雌しべが退化しているそうです。写真の場合、雌しべ(中央の緑色)がはっきりしているので雄花でないことは確かです。


2008.10.16
東京都文京区 小石川植物園


  


2008.10.16
東京都文京区 小石川植物園


花は葉腋に束生します。結実した果実は楕円形で、翌年の5〜6月に熟すようです。


2008.10.16
東京都文京区 小石川植物園


葉は対生し、長さ7〜11cmの狭長楕円形または卵状長楕円形で、やや薄い革質。と、図鑑には書かれています。


2007.10.31
東京都文京区 小石川植物園

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