シデコブシ (幣辛夷・四手拳) |
学名 : magnolia stellata 科属 : モクレン科モクレン属 別名 : ヒメコブシ |
岐阜県、愛知県、三重県のごく限られた地域に分布する落葉低木ないし小高木。低湿地に生育し、コブシやタムシバの近縁種。葉は花後に展開し、倒卵形で長さ5〜10cm。花は白色〜淡紅色。花弁と萼片の区別が難しく、両方合わせて12〜18枚ある。花期は3〜4月。
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シデコブシの花弁と萼片は、形とサイズが同じため区別が難しく、両方合わせて12〜18枚あるそうです。似ているといわれるコブシは花弁が6枚なので両種の区別は容易なようです。 2003.3.31 東京都 新宿御苑 | |
また、シデコブシの花弁(花被片)は淡紅色を帯びるものもありますが、コブシやタムシバは白色です。 2010.3.17 東京都 新宿御苑 | |
名前のシデとは、細長い花弁が、神社のしめ縄から垂れ下がる四手に似ているからといわれます。 2003.3.31 東京都 新宿御苑 | |
冬芽から蕾が顔を出しました。大きな口を開いたキャラクターのようで愛敬を感じます。 2005.3.18 東京都 新宿御苑 | |
冬芽は結構重装備です。 2005.1.13 東京都 新宿御苑 | |
シデコブシの実(袋果)。袋の中の丸いものは種子でやがて赤く熟します。 2005.8.30 東京都千代田区 東御苑 |
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