セリバオウレン (芹葉黄連)
学名 : Coptis japonica var. dissecta
科属 : キンポウゲ科オウレン属
別名 : ゴカヨウオウレン

本州、四国に分布するキンポウゲ科の常緑多年草。葉は2回3出複葉で、小葉はセリの葉のように深裂する。花は白色で直径1cmほど。白い花弁のように見えるのは萼片で5〜7個ある。花弁は5〜6個で萼片より短い。雌雄異株。根茎は黄色い。花期は3〜4月。


セリバオウレンは雌雄異株で両性花もあるようです。雌花では雄しべが、雄花では雌しべが退化しています。左写真では中央の雌しべ(茶色)と、その周りに葯をつけた雄しべがはっきり確認できます。従ってこれは両性花です。


2009.3.12
小石川植物園


こちらは雄しべだけで、雌しべがないので雄花です。


2010.3.3
小石川植物園


両性花。


2006.3.8
小石川植物園


セリに似た葉(名前の由来)と輪状についた果実です。


2006.5.25
小石川植物園

      ▲このページの先頭へ