センブリ (千振)
学名 : Swertia japonica
科属 : リンドウ科センブリ属
別名 : 当薬(トウヤク)

日本、朝鮮半島、中国に自生する二年草。茎は直立して枝分かれし10〜20cmになる。葉は対生し線形。枝の先や葉のわきに円錐状に花をつける。花冠は白色で5深裂し紫色のすじがある。萼片は5個、線形で尖る。古くから胃腸薬としてよく知られている。全草を乾燥させ煎じて服用するが苦味が強く、千回振りだしてもまだ苦いことからの名である。花期は10〜11月。


花冠は白色で直径約1.5〜2cm、普通5深裂します。萼片は線形で5個。雌しべは1個、雄しべは5個。花冠裂片の基部には2個の蜜腺があり、その周りに細長い毛が生えています。


2021.10.24
奥高尾(東京都)


センブリのしべ部と蜜腺の拡大。蜜腺とその周りに生える白く長い毛がユニークです。


2021.10.24
奥高尾(東京都)


花弁が4枚のセンブリ。
花冠は普通5裂しますが、4裂や6裂のものもあります。


2021.10.24
奥高尾(東京都)


草丈は10〜20cm。葉は対生し長さ2〜4cmで細長い。

一丁平展望台近くの高尾山よりで撮影しました。結構たくさんのセンブリが咲いていました。


2021.10.24
奥高尾(東京都)

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