サンゴジュ (珊瑚樹)
学名 : Viburnum odoratissimum
科属 : レンプクソウ科ガマズミ属
別名 :   

国内では関東地方南部以西に分布する常緑小高木。生育場所は沿海地。葉は対生し、長さ8〜20cmの長楕円形。質は厚く、表面は光沢がある。枝先に大形の円錐花序をだして、白い花を多数つける。花は直径6〜8mmで5裂して平開する。核果は長さ7〜8mmの楕円形で、9月前後に赤く熟す。花期は6月。


普通、8〜10月に果実が赤くなります。花序と同じように果実も円錐状につけるものが多いようです。ただ自身の重みで垂れ下がっていました。


2006.8.11
東京都江東区 木場公園


赤い果実と常緑の葉。


2006.8.11
東京都江東区 木場公園


満開のサンゴジュ。花は小さいですが、大形の円錐花序を出し、白い花を密に咲かせた様は見事です。


2010.6.17
東京都千代田区 東御苑


花冠は白色で直径6〜8mm、先は5裂。雄しべ5個は花冠から突き出る。


2003.6.16
千葉県 松戸運動公園


サンゴジュの冬芽。


2003.1.4
千葉県 松戸運動公園

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