クサボタン (草牡丹) |
学名 : Clematis stans 科属 : キンポウゲ科センニンソウ属 別名 : |
日本の固有種で、本州に広く分布する多年草。茎は直立し高さ1mほどになり、下部は木質化する。葉は1回3出複葉で対生し、小葉は卵形で浅く3裂する。花は淡紫色の釣鐘状で4裂し、先端は反り返る。なお、この部分は萼片であり花弁はない。花期は8〜9月。果実は痩果で、晩秋に白い羽毛状の毛をまとった花柱が目を引く。
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同じセンニンソウ属のボタンヅルやセンニンソウと同様、実(痩果)に残った花柱が白い毛を羽毛状に広げます。 2011.12.10 東京都板橋区 赤塚植物園 | |
若い実。まだ白鬚仙人のような貫禄はありません。 2011.9.29 東京都板橋区 赤塚植物園 | |
淡紫色の花弁に見えるものは萼片で、花弁はありません。萼片の外側は白い短毛が密生しています。 2011.7.1 東京都板橋区 赤塚植物園 | |
筒状であった花(萼片)は、経時とともに開いていくようです。 2006.9.20 東京都文京区 小石川植物園 | |
ボタンの葉に似ていることが名前の由来といわれます。 2011.7.1 東京都板橋区 赤塚植物園 |
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