クリンソウ (九輪草) |
学名 : Primula japonica 科属 : サクラソウ科サクラソウ属 別名 : |
北海道、本州、四国、および台湾に分布する多年草。おもに山の湿潤な場所に自生し、時に群生する。葉は倒卵状長楕円形で大きく、縁に細かい鋸歯がある。葉の中心から長い花茎を伸ばし、紅紫色の花を数層にわたって輪生させる。花期は5〜6月。
|
愛宕山のクリンソウ。 愛宕神社の総本社がある愛宕山頂上近くで咲いていました。 2015.5.21 愛宕山(京都市右京区) | |
花は茎の下から順に咲き進み、花茎もしだいに高く伸びていきます。花が終わるとすぐ若い実となるので、全段に花がつくことはありません。 ちなみに名前の由来は、花が花茎に対し円状につき、それが数段に重なる姿を仏塔の屋根にある「九輪」に見立てたといわれます。 2015.5.21 愛宕山(京都市右京区) | |
花はいかにもサクラソウの仲間です。 2014.4.24 京都市左京区 京都府立植物園 | |
2014.4.24 京都市左京区 京都府立植物園 | |
葉はへら形で長さ20〜40cm。縁には不揃いの細かい鋸歯があります。 2012.6.5 東京都板橋区 赤塚植物園 | |
若い果実。線状のものは花柱です。 2012.6.5 東京都板橋区 赤塚植物園 |
▲このページの先頭へ |