コウリンタンポポ (紅輪蒲公英)
学名 : Hieracium aurantiacum
科属 : キク科ヤナギタンポポ属
別名 : エフデタンポポ

ヨーロッパ原産。北海道、東北で多く見られる帰化植物。花茎は直立し、高さ10〜50cmになる多年草。茎頂に橙赤色の頭花を10個ほどつける。葉は倒披針形で根元に集まってロゼット状につく。茎と総苞片に長い毛が生えている。花期は7〜8月。


磐梯山からの下山途中、三合目天狗岩から川上登山口方面へ少し下ったあたり(標高約1450m)で、遠目でも目立つ橙赤色の花が咲いていました。その時は名前もわからずに撮影。帰宅後に調べて見ると、ヨーロッパ原産で繁殖力の強い帰化植物とのこと。在来の高山植物も咲いているような場所でもあり、繁殖の拡大が懸念されます。


2015.6.24
磐梯山(福島県)


茎と総苞片には長い毛が生えています。頭花は茎頂に10個ほどつけるようですが、1度に全てが開くわけではないようです?。


2015.6.24
磐梯山(福島県)


写真上:雌しべの先(柱頭)は2裂しています。

写真下:先が5つに裂けた舌状花。


2015.6.24
磐梯山(福島県)


全体の様子。ちょっとした群落になっていました。


2015.6.24
磐梯山(福島県)

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