コウホネ (河骨)
学名 : Nuphar japonicum
科属 : スイレン科コウホネ属
別名 : カワホネ

池や沼に生育する多年生の水草。水上に出る葉は長楕円形で長さ20〜30cm。水中の葉は薄く細長い。花は全体が黄色く、花弁のように見えるのは5枚の萼片。根茎が太くて白いので、骨のように見えることが河骨の名前の由来。花期は5〜8月。


外側から順番に、花弁のように見える5枚の萼片。外側に開いている多数の長方形が花弁。中央の雌しべを取り囲っているのは雄しべ。歯車状に見えるのは雌しべの柱頭盤です。


2003.5.3
市川市 大町公園


こちらは雄しべが外側に萎えているので柱頭盤の下の子房が見えています。


2002.6.19
市川市 大町公園


花はこんな状態で咲いています。花より葉の大きさが目立ちます。


2006.5.3
東御苑

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