コオニユリ (小鬼百合) |
学名 : Lilium leichtlinii var. tigrinum 科属 : ユリ科ユリ属 別名 : |
北海道〜九州に分布し、日当たりのよい湿り気のある山地に生える多年草。茎は高さ1〜2m。葉は互生し、線状披針形で長さ8〜15cm、幅5〜12mm。葉の脇にオニユリのようなムカゴはつかない。茎の先端に赤橙色の花を数個下向きにつける。花被片は6個で、内側には紫黒色の小点がまばらに入る。花期は7〜8月。
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大江湿原に咲くコオニユリ。ニッコウキスゲが終わりかけた湿原に鮮やかな赤橙色の花が目を引きます。 【大きい写真】 2015.7.31 尾瀬・大江湿原(福島県) | |
花は下向きにつけ、花被片は6個で外側に大きく反り返ります。 2015.7.31 尾瀬・大江湿原(福島県) | |
2009.8.4 尾瀬ヶ原(群馬県) | |
葉は互生し、線状披針形で葉柄はありません。 2015.7.31 尾瀬・大江湿原(福島県) | |
コオニユリの若い果実。ムカゴは出来ませんが熟すと種子を飛ばして繁殖します、よく比較されるオニユリはムカゴで繁殖しますが果実は実らないようです。 2005.8.30 東京都千代田区 東御苑 |
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