キブシ (木五倍子)
学名 : Stachyurus praecox
科属 : キブシ科キブシ属
別名 : マメフジ

落葉低木で高さ3〜5m。葉は互生し楕円形で先端は細く尖り、縁には鋭い鋸歯がある。春、葉に先がけて長さ5〜10cmの穂状花序を枝いっぱいに垂らす。花は淡黄色で雄しべ8個。名前の由来は実を五倍子(ふし)の代用として染料に用いたことから。雌雄異株。花期は3〜4月。


簪(かんざし)のような穂状花序を多数つけて、独特な風情を見せてくれます。


2003.3.31
新宿御苑


これは雄しべの葯がはっきり見えるので雄花です。


2007.3.7
東御苑


こちらは雌花。雄しべが退化して短いので、緑色の雌しべだけが目立ちます。


2007.3.28
東御苑


園芸品種と思いますが、赤いキブシが咲いていました。


2007.3.23
江東区 木場公園


キブシの若い葉。


2007.4.5
新宿御苑


キブシの実。


2010.5.21
小石川植物園


冬芽です。


2006.1.8
東御苑

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