カワラケツメイ (河原決明) |
学名 : Chamaecrista nomame 科属 : マメ科カワラケツメイ属 別名 : |
本州、四国、九州の河原や道端などに生え、朝鮮、中国に分布する多年草。草丈30〜60cm。葉は偶数羽状複葉で、小葉は15〜35対。花は黄色で直径7mmほど。マメ科特有の蝶形花にはならない。花弁は5枚、雄しべは4〜5個。萼片は5個で先が鋭くとがる。花期は8〜10月。
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マメ科の花は、一見してそれと分かる蝶形花であることが多いです。しかし、カワラケツメイはどちらかというとバラ科のような花をつけます。 2013.9.10 東京都文京区 小石川植物園 | |
河原決明。日本人の姓名のような名前ですが、由来は河原に生える決明という意味だそうです。ちなみに決明は薬用植物であるエビスグサの漢名とのこと。 2013.9.10 東京都文京区 小石川植物園 | |
写真右:斜め上向きにつく豆果は扁平で長さ3〜4cm、中には10個ほどの種子が入っています。 写真左:莢を捩じりながら種子を飛ばすようです。 2003.10.16 東京都文京区 小石川植物園 |
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