カミヤツデ (紙八手)
学名 : Tetrapanax papyriferus
科属 : ウコギ科カミヤツデ属
別名 : ツウソウ(通草)、ツウダツボク(通脱木)

台湾、中国南部原産の常緑低木。葉は大型の円形で掌状に裂け、その裂片はさらに中ほどまで2裂する。多数の小さな花を球状につけて円錐状の大きな花序を作る。茎には太い髄があって、この髄を通草紙の原料にしたのが名前(紙)の由来とされる。花期は11〜12月。


円錐状の大きな花序。


2007.12.14
夢の島熱帯植物館 庭園


花は小さく花弁と雄しべは4個ずつあります。


2007.12.14
夢の島熱帯植物館 庭園


全体はこんな感じです。


2007.12.14
夢の島熱帯植物館 庭園


カミヤツデの茎。この茎には白色の髄があって、水中花などの材料にする通草紙を作ったそうです。


2007.12.14
夢の島熱帯植物館 庭園


葉はヤツデよりも大きく、裂片の先は中ほどまで裂けています。


2005.7.20
小石川植物園


蕾です。


2005.11.18
小石川植物園

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