ウツボグサ (靫草) |
学名 : Prunella vulgaris subsp. asiatica 科属 : シソ科ウツボグサ属 別名 : カコソウ(夏枯草) |
日本各地の日当たりのよい山野に生える高さ15〜30cmの多年草。茎は四角。葉は対生し長楕円形。茎の先に花穂を出してシソ科特有の唇形花を多数つける。株全体に白く粗い毛が生える。花後には根元から走出枝を出して増やす。花期は6〜7月。
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標高1630mの高層湿原に咲いていた天然ものです。 2007.7.26 八島ヶ原湿原(長野県) | |
2010.7.16 霧ヶ峰(長野県) | |
花序の拡大。白く粗い毛が目立ちます。 2007.7.26 八島ヶ原湿原(長野県) |
名前の由来である「うつぼ」は靫であり、靭は誤用だそうです。 2006.5.25 小石川植物園 |
花穂が褐色に枯れたものを夏枯草(カコソウ)といって、利尿剤などの薬草として利用されるそうです。 2008.6.25 小石川植物園 |
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