オニシモツケ (鬼下野)
学名 : Filipendula camtschatica
科属 : バラ科シモツケソウ属
別名 :   

日本では北海道、本州の中部以北に分布する多年草。深山の日当たりの良い湿った草地に生え、草丈は1〜2m。葉は互生し、奇数羽状複葉で頂小葉は大きく15〜25cmになり、掌状に5裂する。花は茎の先の散房状花序に多数つき、白〜淡紅色で直径約7mm、花弁は4〜5個。雄しべは多数つき、花弁より長い。花期は7〜8月。


草丈が高いので、この時期の尾瀬ヶ原では、一番目立つ存在かもしれません。


2019.7.31
尾瀬ヶ原(群馬県/福島県)


近くで見ると、花弁から突き出した長い雄しべが目立ちます。


2019.7.31
尾瀬ヶ原(群馬県/福島県)


少し離れて観察すると、多数ある長い雄しべがフワフワとした感じで、綿菓子のような花序に見えます。


2015.7.31
尾瀬・大江湿原(福島県)


葉は互生し、奇数羽状複葉で頂小葉が極端に大きく15〜25cmになる。側小葉は極めて小さく目立たない。


2019.7.31
尾瀬ヶ原(群馬県/福島県)

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